体全体のバランスを考えた歯科治療 |
或る患者さんからの御相談:
歯科にてレントゲンを撮ってもらった際に、上奥から3番目の歯の上あたり(頬骨のあたり)に白い影が写っており、膿瘍?の疑いがあるとのことでした。口腔外科にてMRIをとってもらうことを勧められ、そして状態によっては全身麻酔、手術というふうになるとのことでした。この歯は、何年も前に神経をとっています。いつからかはわかりませんが、歯茎あたりを触った時にわずかな違和感があったのですが、それ以外の自覚の症状はない状態でずっときています。MRIや全身麻酔に対して恐怖心があります。ほかに選択肢がないものか…と悩んで、先生にご相談させていただきました。
実際に拝見させて頂いての自然歯科の考察:
体全体のバランスを考えずに歯を削った為、詰めては取れての繰り返しで、
神経を取り被せるために、更に歯を大きく削ったため身体は歪み、かみ合わせが変わり、バランスを取るために前歯が抜くような状態になり、入れた入れ歯でバランスが更に悪くなり、入れ歯の支えになる歯もぐらぐらに成っていました。今回のご相談の腫瘍と言われた状態も身体がバランスを取った姿と思われました。体全体のバランスを取れば手術も必要ないと思われるとお伝えしました。