歯の特殊性を考慮した治療が大切 |
以下はある方からのご相談です
「3ヶ月前にに痛くて治療して頂いたのですが、神経近くまで虫歯があってようで、ギリギリまで削り、『あとは自然治癒で象牙質?が再生すると思うので大丈夫でしょう』とプラスチックの被せをかぶせてもらいました。最初の頃はしみたりするかもしれないけど、再生してくるので大丈夫だと思うと言われたのですが、それから結構経っても熱い物がしみたりしていたのですが、再生するはず...と思い気にしていなかったのですが、、先日、熱いものを食べた時にめちゃくちゃ痛くなりました。次の日にはちょっと痛い、その次の日には、なんとなく痛い、だったのですが、現在は常にちょっと痛いが続いており、熱いものを食べるとジーンと痛いです。」
歯は歯の根の先の針の穴のように細い穴から血液その他が供給される弱い組織です。
頭をぶつければ「たんこぶ」が出来て外に腫れられるのですが歯の場合は炎症があって腫れようとしても周りが硬い組織なので腫れることが出来ず逆に内側に向かって圧迫が起こる為、ぶつけただけでいつの間にか神経が死んでいたと言う事もあります。歯科治療は歯の特殊性を考慮し、歯の気持ち、命の警報器に耳を傾けながら最小限に行うことが大切です
痛みは命の警報器(歯の神経は取らない、歯は抜かない)
https://sizensikae.exblog.jp/23769924/
歯は生きている(神経を取らない、被せない)
http://sizensika.sakura.ne.jp/kz/dame2.html
安易に歯の神経を取らない
https://sizensikae.exblog.jp/27237743/